私は今まで肌荒れを直すため、“スキンケア”に多くの時間とお金を使ってきました。
でも、思い返すとその「肌荒れ」の大半は自分の失敗が原因で引き起こされていることに気づき、後悔しています。
当時の私に伝えることができたら・・・！
と切実に思っているし、将来自分に子供が出来たら絶対早めに教えるつもりです。
物心ついた頃からアトピー持ちで乾燥肌な私はずっと保湿第一。
小学生の高学年になるころには母の惜しみない協力もあって見た目ではアトピーとはわからない程度に快復していました。
しかし、中学・高校と思春期を迎えるにつれ化粧をし始めてから「肌荒れ」と「自分の肌の弱さ」に悩むようになります。
まず、中学に入って母の使う「洗顔フォーム」で洗顔がしたくなりました。
それまでは何の変哲もない白い固形せっけんで洗っていて、洗顔フォームが大人のアイテムに見えていました。
これが間違いの第一歩目！
ずっと固形せっけんで洗っていれば良かったのに・・・
今でも覚えているのが、洗顔フォームを使ったらお風呂上りに肌が突っ張る感じがして乾燥していたこと。
おバカな私は洗顔フォームを使ったら乾燥するから化粧水とか使わなきゃいけない
＝おとな！！
なんて考えていて、無駄なスキンケアまで始めることになりました。
その後、高校に進学して次はベースメイクをしたくなります。
アイメイクやアイブロウも既にやり始めていましたが、高校に入ってファンデーションを使っている子に衝撃を受けて自分も買ってみることに。
母に相談して初めは下地のようなトーンアップ系のクリームタイプから試してみることにしました。
これで満足しておけば良かったのに、なぜか粉状のファンデをブラシでクルクルと顔につけるタイプのファンデーションを試して気に入ってしまいました。
「ミネラル」「薄付きで自然な仕上がり」と謳っていて敏感な私にピッタリだと思ってしまったのが第二の失敗。
私にはブラシが刺激になって、これを境に毛穴の開きが気になるようになってしましました。
ブラシでクルクルするのも肌が痒くなってたのに、なぜか我慢して使ってた・・・
毛穴はスキンケアでは直せないし、未だに後悔しているポイントの1つです。
順調に化粧ライフを楽しみ始めた私も、高校生のおこずかいでは限界があるので、クレンジングはお風呂場に置いてあった母のオイルクレンジングを拝借していました。
当時、クレンジングなんてどれも一緒だと思っていたし、顔を洗えば乾燥するのも当たり前だと思っていました。
実際、美容雑誌を見ても乾燥対策として紹介されるのは新しいクリームや美容液ばかりで、当時オイルクレンジングが乾燥の原因なんて教えてくれる人はいませんでした。
誰か教えてくれれば良かったのに・・・
ＳＮＳのある今の時代が羨ましい。
だから、何が乾燥の原因かは考えず「もっと保湿が必要」「今の化粧水、乳液では不十分」とアイテムを追加する方向で考えていき、スキンケアジプシーとなりました。
当時、今のようにSNSもないのでスキンケアについては美容雑誌と友達からの情報が主でした。
そのため、友達が毛穴パックをしていると聞けば自分もやらずにはいられなくて敏感な肌なのに試してしまうことも。
しかも、自分では効果があまりわからなかったのに、友達が角質と言われていたもの（白くニョキニョキしたもの）が沢山取れて気持ちいいと言っていたのを体感したくて取れるまで繰り返すという愚行を行いました。
乾燥している私の肌に毛穴パックをしても何も取れなかったんです。（痛かっただけ）
そこで辞めれば良かったのに、どうしても友達と同じ効果が欲しくなって「白いパックでは白いニョキニョキが見えずらいからダメだ。黒の毛穴パックを買えば効果がわかるはず。」
とパックを買いなおすなど、完全に努力の方向性を間違ってました。
さらに、大学に進学してからが後悔の嵐。
遊ぶのに忙しくなって、睡眠、栄養は二の次。
直ぐに肌がボロボロになっていきました。
せっかく収まっていたアトピーも再発。
本当に最悪の状態。
本当に後悔しています。
この時アトピーが再発したヒジは、掻きすぎて未だに薄っすら黒く色素沈着しています。
改善するべきは生活なのに、当時の私は気づきません。
スキンケアやサプリを買いあさり、惨敗。
でもそんな無理も長くはできなくて、ある日顔中に口唇ヘルペスが出来ました。
目の下からフェイスラインまで。
ヘルペスってこんな広範囲に広がるの？って衝撃。
当時、学園祭が楽しくて1週間朝から朝まで（!?）遊んでいました。
熱も出るし、本当に愚かでした。
この世の終わりかと思うほど落ち込んで、初めて生活を見直そうと決心しました。
このことに気づくまで私はとても遠回りをしました。
元々アトピー持ちでアレルギー体質なんだから大人しく母の言うことを聞いていれば良かったのに。
でも、何事も経験。
ここから１０年間試行錯誤して「私がたどり着いたスキンケア」をお伝えできればと思います。
中学生の私に伝えたいし、将来子供が出来たら早いうちに教えたいこと。
まとめるのに時間がかかっていますが、私が見つけたスキンケアが少しでも誰かのお役に立てれば私も報われます。
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