2020年12月25日で私たち夫婦は入籍にて丸2年が経ち、3年目に突入した。
離婚は結婚5年目までの夫婦に多いと言われていて、特に3年目は倦怠期を迎えやすいと言われている。
それは恋愛ホルモンが3年で出なくなるからであり、倦怠期が訪れるらしい。
倦怠期、怖い。
ケンカが増えるのも嫌だけど、お互いに関心がなくなってケンカすらしなくなるのが1番怖い。
その結果、浮気をしたりされたりしてしまったらもう修復不可…
近頃の夫との関係に不満も不安もないけど
正直、ビビっている。
“結婚3年目の危機”は本当に一般的に良く言われていることだし、事実3年でダメになってしまった関係も多くありそう・・・
そういえば、結婚はしてないけど過去に長くお付き合いしてた人との関係が破綻したのは3年目だった。怖い怖い。
まだまだ夫との結婚生活を続けていきたいので、“結婚3年目の危機”を迎えるにあたって夫との今の関係について考えてみることにした。
私たちの関係はちゃんと進化出来ている
入籍した当初と今の2人の関係を考えてみたとき、意外と「私たちの関係はちゃんと進化出来ているかも」と思えた。
長く一緒にいるとその人との関係性が変わるのは当たり前で、
それが、「つまらない、飽きた=倦怠期」になってしまうのか、
「まだまだ飽きない。楽しい。快適」となれるかは2人の努力次第だと思う。
私は入籍当初と比べると、今の方が夫に対して言えることの範囲が広がった。
例えば、寝起きの口臭。
仕方のないことだけど、寝起きは匂う。
夫は寝てるときに口が開いてることもあるので、まあまあな頻度で匂う。
付き合っているときや入籍当初は、その匂いを感じても気まずくて言えず、我慢してキスをしていることもあった。
ただ、今は伝えることが出来ている。
それは一緒に暮らす中で彼の歯磨きが適当であることに気が付いたから。
夜の歯磨きは割と時間をかけていたのでしっかりやっていると思っていたけど、実はテレビを見ながらなので手はあまり動いていなかった。
「寝ている間の乾燥も要因ではあるけど、そもそもしっかり磨けてないなら臭くて当然だよね」
「あなたの怠慢で臭いのに私が我慢するのはおかしい。ちゃんと磨かないなら朝は歯を磨くまでキスしません」
と言えるようになった。
ずっと口臭の指摘を出来ずに我慢した結果、夫とのキス自体が次第に嫌になってきたら本末転倒。
彼も本当のことを言ってもらえず、キスだけ拒否されれば傷つくと思う。
私としては、ちゃんと解決策も探してあげてセットで伝えたので言いやすかった。
ちなみに、解決策としては「そうだ、朝キスしよう。」というキャッチコピーの歯磨き粉を購入。(笑)
これが大当たり!
磨きあがりがツルツルで私も気に入って一緒に使っている。
あと、私自身が彼に見せられる姿も各段に増えた。
元々、気兼ねなく一緒にいて楽だった彼だけど、入籍してから2年たつ今の私は彼の前で完全に“素”。
もう親の前よりも伸び伸び過ごしている気がする。
それがとても快適で、心地が良い。
同時に彼の様々な新しい面を見ることも増えていて、
入籍当初よりもユーモア溢れる愉快な男だなと今は思っている。
ユーモアって相手に対してどう思われるか不安なうちは出せるものではないと思う。
否定されたら傷つくし、スルーされたりしたら悲しく恥ずかしくて金輪際ユーモアの出番はなくなる。
そう考えると、日々ユーモアが増していてうるさいくらいの彼もまた、私に対して心を許して2人での生活を快適で心地良く感じてくれているのかなと思えるので安心できる。
ただ、入籍当初はストレスで顔中ニキビだらけになったし、一緒に暮らすなんて無理だと発狂しそうになったことは何度もある。
そんな中で、私なりに“夫と楽しく快適に暮らすために心がけてきたこと”がいくつかある。
不満はため込まない
夫に対して感じた不満は即座に声に出して伝えるようにしている。
と言うのも、元々は不満を彼に言うのが苦手でため込んでいた。
初めは些細なことでも、いくつかため込むことで気持ちは膨張し、抑えきれない気持ちの爆弾となって彼に投下される。
そうなると、もはや自分でも何が言いたいのかわからなくなっていて、彼の行動で嫌だったことを直してもらえることもなく、ただただ私の気持ちが落ち着くまで2人で大変な思いをするだけになる。
これは不毛。
どちらにも良いことがなさすぎる。
そして私の本当の気持ちをちゃんと伝えることが出来ていないだけなのに、何でわかってくれないの?私の気持ちを受け止めてくれないなんて…なんて勝手な思い込みが始まって彼のことを嫌いになっていく。
これでは彼も可哀そう過ぎる。
そんな気持ちのすれ違いを起こさないためにも、即座に不満は伝えるべきだと思っている。
もちろん、ただの小言になっていたら彼もうんざりするだろうし、聞き流されると思う。
私は彼とはこれからも関係を続けていきたいと思っているので、敬意をもって解決策もあればそれも一緒に伝えることを心がけている。
察してはNG
これは不満をため込まないことと繋がるけど、基本的に他人の考えてることなんて、わかるわけがない。
「気持ちは言葉で伝えないと伝わらない。」
これは夫婦関係においては特に肝に銘じておくべきだと思っている。
言葉にしても自分の気持ちを100%伝えるなんて難しいのに、何も言わなくても察してよなんて、おこがましいにも程がある。
嫌なこと、嬉しかったこと、楽しい気持ち細かいことでも伝えるのは大切だと思う。
そして案外、不快に感じた彼の言動が、実は良かれと思っての行動だったりするので伝えてみないとわからない。
普段からガス抜きをしてストレスをためない様い心がける
人にはキャパがあると思う。どんなに温厚は人だって睡眠不足や過労、空腹などが重なると他人に配慮する気力なんて残されていない。
元々は夫婦関係とは全く別のストレスが原因でも、ギリギリの状態だと些細なことが引き金になってしまう。
普段はなんてことない彼の行動にイライラし始めたら他のことに原因があるのかもしれない。
そんなことでとばっちりを受ける彼はかわいそうなので、ギリギリまでたまる前に適度に息抜きが必要だと思う。
同僚や友人、知人には卒なく対応が出来ていたとしても、夫婦という関係には甘えが出てしまって最後の引き金になりやすいと思う。
外でのストレスが原因で夫婦関係にひびが入るのはもったいないので避けるようにしていきたい。
2人で話す時間を作る
夫は仕事から帰ってくるとすぐにテレビをつける。
別にそれは構わないけど、そうなるとテレビを介した会話しかしなくなる。
たまにはちゃんと2人の時間をとって話をしたい。
そう思った日には夜のお散歩に誘う。
ちょっと遠いコンビニやスーパーまで。
特に話すことがなかったとしても2人で手をつないでぼーっと歩く時間は私たちには必要だと思っている。
これだけで私の気分転換にもなったりするから、本当に今の夫との生活は気に入っている。
付き合い始めてからだと5年目に突入・・・
ここまで書いてきて今更だけど、私たちは付き合って丸2年の記念日にプロポーズがあって、その年に入籍している。
と言うことは、出会ってからだともう丸4年。今年で5年目。
恋愛ホルモン的な話で考えると、もう危機は過ぎている・・・?(笑)
改めて出会ってから3年目の入籍した年のことを考えてみると環境の変化についていくのが大変だった。
プロポーズを受けてから新居を探してすぐ同居。
同居当初は先ほども書いた通り、慣れない共同生活のストレスで普段できないニキビが顔中に多発して泣いた。
彼に不満があっても初めは上手く伝えられなくてもどかしかった。
でも同居開始から2カ月くらいして入籍すると、逆に腹をくくれて“これからも一緒に快適に過ごしていくために”という名目も元、彼に対して些細なことでも気持ちを伝えられるようになっていった。
個人的には入籍までは同居はするべきではなかったと今なら思う。
それは、結婚前提でも実際に入籍する前とした後では覚悟や心持ちが違ったから。
入籍前は不満があって伝えられずにいると、もう嫌。実家に帰りたい。結婚辞めたいと逃げのマインドだった。
でも入籍したら、もう籍を入れてしまったんだからやれることはやろう。彼に不満があるならちゃんと伝えて2人の関係をより良いものにしていこう。逃げるのはその後だ。みたいな変な覚悟が出来た。(笑)
なので、今思うと出会って3年目は環境の変化によるストレスのせいで倦怠期どころではなかった。
日々の生活についていくので精一杯だったし、いかにストレスなく過ごせるか工夫することばかり考えていた。
逆に言えばそのお陰で倦怠期が訪れていたのかもわからないまま、3年目の危機を乗り切ったのかもしれない。
今年またそのようなストレスの晒されるのは御免だけど、結婚3年目の危機も何か他のことに気持ちを向けて倦怠期をうやむやにするのは、もしかしたら良い作戦なのかもしれない(笑)
そして私は、そうしてまで今の夫との関係を守りたいと思えていることが嬉しい。
そんな快適で心地良い今の関係をさらに進化させられるようにこれからも最新の注意を払って夫婦生活を送っていく。
結婚3年目は「革婚式」
結婚3年目は「革婚式」と言うらしい。
これからも困難はあるだろうし、他人同士が一緒にいるのだからお互いの努力なしで関係性は良くはならない。
革製品は使えば使う程なじんで手放せなくなる。
そんな風に夫婦関係も2人で心地良いものに作り上げていきたいし、手放したくない関係性を築いていきたい。
その気持ちを忘れずにいるために、近いうちにおそろいの皮製品を買うつもりでいる。
4年目は花婚式、5年目は木婚式(もっこんしき)と言うらしい。
毎年それにかこつけてプレゼントを考えるのは絶対楽しい。
夫婦関係を惰性で続けないためにも、毎年2人でお祝いしていけたら嬉しい。
コメント